穴場観光スポット

【東大寺】大仏殿の真横の不思議空間「七重塔相輪・アショカ・ピラー」ってどんなところ?写真で分かりやすくご紹介!

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東大寺七重塔の復元相輪

ごあんない

大仏殿の近くにある少し風変わりな風景

東大寺大仏殿の東側すぐ、手向山八幡宮へ向かう参道の隣には、かつて存在した巨大な七重塔「東大寺東塔」の屋根の上に乗せられていた「相輪」を再現したレプリカが置かれています。

このレプリカは、かつて1970年の大阪万博の際に、原寸大に近いような規模で再現され、期間中「古河グループ」が運営するパビリオンの一つとして展示されていた「七重塔」を解体する際に、上部にあった「相輪」のみを外して東大寺に移転させ、そのまま展示することになったものです。高さは相輪だけでも23メートルに及ぶものであり、近くにいくと東大寺の中では異彩を放つその派手な姿にしばし圧倒されます。

「インド仏教」の雰囲気を漂わせる石像も

金色の相輪の隣には、「アショカ・ピラー」と呼ばれる石像があり、これはインドの仏教聖地である「サルナート」(釈迦が初めて説法したとされる場所)にある石像(アショカ・ピラーとは、世界史の授業で必ず習う「アショーカ王」がインド各地に建造した石柱のことです。)を模したものとなっています。なお、この石像は戦後開始された大規模な法要「花まつり千僧法要」の開始を記念して設置されたもので、毎年4月26日に実施される法要の際にはアショカ・ピラー周辺にも僧侶が大勢訪れます。

なお、相輪も、アショカ・ピラーのいずれにしても、日本らしいしっとりとした歴史感あふれる東大寺境内の中では、奇妙に新しく、また奇妙に浮いた存在となっており、この一角だけが他とは異なる風景を生み出しています。また、観光客はそばを通過することは多いものの、この2つのユニークな施設を見にやって来ることは余り多くないため、この一角は大仏殿真横にある貴重な「静かな空間」としても機能しています。

東大寺七重塔「相輪」モニュメント・「アショカ・ピラー」の風景

アショカ・ピラーと相輪(東大寺)

手向山八幡宮の鳥居のほぼ真横といってもよい位置に突如現れる「相輪」と「アショカ・ピラー」。いずれも50年ほどの歴史しか有していないこともあり、外観からは真新しさすら感じられます。

大阪万博で使用されていた「東大寺七重塔相輪(レプリカ)」

相輪の高さは、もちろん世界最大級の木造建築である大仏殿や、南大門の規模には及びませんが、本来「七重塔」の最上部に乗っかっているだけの構造物である「相輪」がこの規模であると考えると、やはり驚くべき大きさであることが理解されます。

相輪と大仏殿を望む

相輪の横からは、相輪の背景に大仏殿を望むことが可能となっており、隠れた写真撮影スポットとなっています。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」「中循環外回り」「山村町」「藤原台」「鹿野園町」「奈良佐保短期大学」行き乗車、「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、北に徒歩8分、もしくは「春日大社本殿」行き乗車、「東大寺大仏殿」下車、北に徒歩7分

近隣スポット

鏡池から北にすぐ、東大寺大仏殿から東に徒歩2分、東大寺中門から東に徒歩2分、俊乗堂から南西に徒歩3分、東大寺鐘楼から南西に徒歩3分

周辺地図

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