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【ならまち】多数の町家がある奈良町の中心部「『三新屋』町の町並み」を写真でご紹介!【散策】

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奈良町にぎわいの家周辺の町並み

ごあんない

・奈良観光の拠点とも言える「ならまちエリア」は一般に「猿沢池」近くの「元林院」エリアから、「元興寺」一帯、また時には「新薬師寺」などの周辺も含む高畑界隈も含めたエリアとして広がっています。そんな「ならまち」の中心部、元興寺界隈の特に歴史的建築、町家が多いエリアは「中新屋町」「西新屋町」「芝新屋町」という地名で呼ばれており、地元の一部では「三新屋(さんしんや)」と呼ばれるエリアとなっています。

・「新屋」という地名の由来は、文字を見てわかるように、「新しい(家)屋」が建ったという意味と考えられ、かつて巨大な境内、伽藍を有していた巨大寺院「元興寺」が、室町時代などになると災害などを受けて次第に規模を縮小する中で、かつての境内地が人家などが立ち並ぶエリアに変化していったことに由来するとされています。なお、その後は住宅エリアのみならず、奈良を代表する「商売人」のまちとしても発展していき、現在もかつての面影を感じさせる古い商店や、重厚な「商家」らしい町家建築が残されています。

・現在では「奈良町」の主要観光スポット(奈良町にぎわいの家・奈良町資料館など)が集まるエリアとして、また奈良町エリアの中でも特に数多くの町家が残っているエリアとして機能している「三新屋」町は、休日になると大勢の観光客が狭い小道沿いの散策を楽しむエリアとなっており、奈良市なども観光振興に力を入れています。

・特に「奈良町にぎわいの家」付近、「菊岡漢方薬局」周辺の風景は、多くの観光キャンペーンなどでも「ならまち」を代表する風景として取り上げられるほどで、写真の撮り方次第では、「町家」だけが映り込んだ風景を撮影することも可能となっており、カメラを構えた観光客が立ち止まる姿もしばしば見られます。

「三新屋」町(中新屋・西新屋・芝新屋町)の町並み

芝新屋町の町並み(元興寺塔跡近く)

御霊神社、元興寺塔跡に近い「芝新屋」町。その地名の由来は、火災で焼け野原となった元興寺境内に芝生が生え、その後に民家が建つことになったことに由来することも言われています。芝新屋町界隈は特に町家の割合が高く、南北に伸びる道沿いには保存状態が比較的良好な町家建築が立ち並んでいます。

奈良町の重厚な町家建築

芝新屋町の中でも最大規模の町家「木奥家住宅(登録有形文化財)」は、現在も一般の民家として利用されていますが、かつて「商業のまち」として栄えたならまちの歴史を感じさせる重厚な建築となっており、観光イベントなどで稀に利用されることもあります。

菊岡漢方薬局(中新屋町)

ならまちを代表する風景と言える、奈良町にぎわいの家・菊岡漢方薬局周辺の風景。ならまちの風景の特徴とも言える「身代わり申」があちこちに吊り下げられた風景は、京都のきらびやかな風情とはまた異なった町家の魅力を感じさせるものとなっています。

奈良の仁丹看板(西新屋町)

風景を楽しむ上での「おまけ」のような存在としては、愛好家の多い「仁丹看板」も西新屋町内に設置されています。相当古い看板ではありますが、現在も判読が可能な状態で、特に保護されることもなく日常の中で「歴史」を刻み続けています。

アクセス(奈良町にぎわいの家周辺まで)

奈良交通バス

・JR・近鉄奈良駅から「市内循環内回り」乗車、「田中町」下車、北に徒歩6分(周辺一帯)

※バス停近く、観光施設「鹿の舟」に隣接する道路を道なりに北に進み、奈良町格子の家周辺を通り抜け、やや曲がりながら進む地点まで来ると「三新屋」エリアに入ります。

近隣スポット:エリア内には「奈良町にぎわいの家」「奈良町資料館」「元興寺小塔院跡」「元興寺塔跡」「奈良町庚申堂」などがございます。また、北側の「中新屋町」は東側に「元興寺(極楽坊)」の境内地と隣接しています。

周辺地図

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