穴場観光スポット

【奈良駅周辺】市街地に残る農村の面影「三条池跡・三条町の町並み」を写真でご紹介!

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三条池跡周辺の石碑

ごあんない

奈良駅のそばにある巨大なため池の跡

三条池跡は、JR奈良駅に非常に近く、奈良町エリアの入り口にもあたる奈良市街地中心部の「三条町」エリアにある江戸時代に建造されたため池の跡です。

現在は完全に市街地の一部となっており、「ため池」を示す石碑やため池の取水及び排水で用いられた「樋」が記念に展示されているのみとなっていますが、かつて「三條村」と呼ばれた時代には、周辺の特に西側(JR奈良駅方面)のエリアは田園風景が広がっており、三条池周辺には「農村集落」とも言える重厚な日本家屋が密集していました。

石碑や「樋」は現在は地域の会所として立派に整備された「三條会館」の敷地の中にあり、その正面には立派な不動堂も設けられており、ここには鎌倉時代末期に製作された「石造浮彫弥勒菩薩像」なども安置されているということです。

現在でも「農村」の面影を少しだけ残す町並みが広がる

周辺はマンション、一般の住宅、また飲食店などが混在するやや雑然とした風景となっている場所もありますが、三條会館周辺や三条通りに近いエリアにはかつての「農村」の面影を色濃く残した重厚な「農家建築」とも言える家屋が残されており、「奈良町の入り口にある農村」として古くから栄えて来た歴史を物語っています。

三条町の町並み、及び三条池跡は決して観光スポットと言えるような場所とは言えませんが、外国人観光客も大勢利用する「JR奈良駅」の間近にこのような風景や歴史が残されていることは貴重なことですので、奈良町などの観光スポットに行く途中にふらりと通り過ぎてみるのもよいかもしれません。

三条池跡・三条町の町並みの風景

「三条池」記念碑など

「三條会館」の会所の前には、複数の記念碑が立てられています。特にひときわ目を引く存在となっているのが、「三條池上樋」と呼ばれる実際にため池で用いられていた「樋」であり、風化しつつもかつて農業用水利として活躍していた「ため池」の面影を現在に伝える唯一の存在となっています。

三條会館の不動堂

「樋」の前には比較的新しい雰囲気の「不動堂」も建っており、奈良市指定文化財の弥勒菩薩像、仏涅槃像が安置されています。

弥勒菩薩像、仏涅槃像の案内板(奈良市三条町)

農村集落の面影を残す「奈良・三条町」エリア

周辺は「JR奈良駅」周辺のビル街と隣接するようなエリアである一方、写真のように「大和棟」の重厚な農村建築が今現在もほぼ変わらぬ姿で残されていたりするなど、奈良市街地周辺ではなかなか見られない「農村集落」の風情を感じさせる風景が残されています。

アクセス

各駅からのアクセス

JR奈良駅から東に徒歩4分

近鉄奈良駅から南西に徒歩10分

奈良交通バス

・近鉄奈良駅からJR奈良駅東口方面各路線乗車、「JR奈良駅(東)」下車、東に徒歩4分

近隣スポット

敷島温泉から西にすぐ、南側一帯(徒歩2分程度)は率川暗渠区間、奈良市総合観光案内所(旧JR奈良駅舎)から南東に徒歩4分、開化天皇陵から南西に徒歩5分、率川神社から西に徒歩5分

三条池跡周辺地図

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