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【ならまち】弘法大師像で知られる「西光院」ってどんなところ?歴史などをわかりやすく解説!

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西光院

ごあんない

・西光院(さいこういん)は、奈良の一大観光ゾーンである奈良町(ならまち)エリアの中心部に近い、数多くの雑貨店やカフェ等が立ち並ぶ地域にひっそりと佇む小さな寺院です。

・近鉄奈良駅方面から「餅飯殿商店街」「下御門商店街」を抜けて奈良町を南に進む道が、途中で少し坂道になる位置にある西光院は、白い土壁と整った山門があり、大変美しい存在となっています。しかしながら、一見すると立派なお屋敷か何かと勘違いしてしまうような外観となっているため、通り過ぎる方で「お寺」であると認識しておられる方はそれほど多くないように思われます。

・「紫雲山西光院」の石標が建っている小さな山門から中に入ると、やはりその内部も「料亭」か何かと見紛うような静かな空間が広がっています。本尊としては裸型の「木造弘法大師坐像」が知られており、その脇には室町時代に造られた「睨み付ける」ような鋭い表情をしていることで知られる「木造地蔵菩薩半伽像」が安置されています。また、そのほかには十一面観音立像を所有しています。

・なお、歴史としてはかつての西光院は元興寺の子院として機能していましたが、現在は東大寺と同じ華厳宗の寺院となっています。

・お寺の雰囲気は、少し離れた「紀寺」エリアにある「璉珹寺(れんじょうじ)」と似たような風情を漂わせており、「裏庭」のような空間で、隠れた「仏さま」と出会うことができる。そんな空間となっています。なお、拝観に関しては弘法大師像の特別開扉は毎年4月20日~4月30日の10日間実施されていますが、それ以外の時期は事前に問い合わせる等して頂く必要があります。

西光院(奈良町)の風景

奈良町の町並みの一角に位置する西光院

奈良町エリアの中でも町家建築が多い「高御門町」界隈に位置するのが西光院。お寺は目立った白い土壁で囲まれているため、あらかじめ白壁を目印にしていけば迷わずに到着可能となっています。

西光院の境内地

その内部、入り口付近は、料亭や茶室を有する建物かと勘違いしそうな落ち着いた風情を漂わせています。奈良町エリアには複数の魅力的なお寺があふれていますが、その中でもとりわけ「まちの小寺」らしい風格を備えているのがこの西光院なのです。

アクセス

近鉄奈良駅から南に徒歩12分

JR奈良駅から南東に徒歩17分

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環内回り」乗車、「北京終町」下車、北に徒歩5分

JR京終駅から北に徒歩10分

近隣スポット:安養寺・徳融寺から北にすぐ、元興寺小塔院跡から北西にすぐ、誕生寺から北西に徒歩2分、鎮宅霊符神社から南東に徒歩2分

周辺地図

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