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【ならまち】ユニークな本堂を持つ中将姫ゆかりの寺「安養寺」ってどんなところ?歴史などを詳しくご案内!

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安養寺

ごあんない

・安養寺(あんようじ)は、歴史的町並みが広がる「奈良町(ならまち)」エリアの中心的エリアにほど近い一角に位置する小さな寺院です。奈良町にぎわいの家や奈良町資料館といった施設にも近いため、周辺は常に観光客の方の姿が見られるエリアとなっています。

・周辺の「誕生寺」「徳融寺」「高林寺」等と同様、「当麻曼荼羅」を織り上げたとされる「中将姫(ちゅうじょうひめ)」ゆかりの地として知られており、このお寺も中将姫が開祖したと伝わっています。なお、かつては興福寺、薬師寺と同様法相宗に属するお寺でしたが、江戸時代以降は浄土宗に所属しており、本尊は阿弥陀如来となっています。

・境内は小さなものですが、山門を抜けてすぐの位置にある県の指定有形文化財に登録されている本堂は室町時代の創建と伝わり、周辺の寺院の中では比較的古い建築となっています。またその様式は改修が進められているものの、かつては切妻造であった点など独特の様式を有しており、一般的な仏堂にはあまり見られないユニークな存在となっています。

・安養寺は中将姫ゆかりの地を巡る歴史散策を楽しむ方は必ず立ち寄るスポットとなっているものの、一般的にはそれほど認知されているわけではありません。しかしながら本堂前に広がる空間までは立ち入ることも可能となっていますので、まちあるきの際にはふらりと立ち寄ってみてもよいかもしれません。なお、奈良町エリアの中将姫ゆかりのお寺は半径100メートル程度の空間にまとまっていますので、非常に巡りやすくなっています。(通常時に拝観可能なお寺は「徳融寺」とこの「安養寺(山門前の位置のみ)」となっています。)

安養寺(奈良町)の風景

安養寺本堂

道路沿いにある小さな山門を抜けると、一般的なお寺の本堂とは少し建築様式が異なっているように見える、小ぶりで美しい本堂がすぐに現れます。拝観は山門を抜けてすぐの広場までとなっており、奥は檀信徒の方専用のスペースとなっています。

安養寺観光案内板

境内地にはこのように観光案内も設置されています。記されている通り、本堂の建築は珍しい様式をしていることが伺えます。

安養寺山門前の小堂

山門の脇には小さなお堂もあり、檀信徒の方により大切にされている様子が伺えます。

アクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環内回り」乗車、「北京終町」下車、北に徒歩4分

近鉄奈良駅から南に徒歩14分

JR奈良駅から南東に徒歩18分

JR京終駅から北に徒歩8分

近隣スポット:徳融寺から北にすぐ、元興寺小塔院跡から南にすぐ、誕生寺から北西にすぐ、西光院から南にすぐ、花園新温泉から北に徒歩2分

周辺地図

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