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【奈良駅周辺】ソテツで有名な三条通り沿いのお寺「淨教寺」ってどんなところ?歴史などをわかりやすくご紹介!

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ごあんない

・淨教寺(浄教寺・じょうきょうじ)は、奈良市街地中心部「三条通り」界隈に位置する浄土真宗本願寺派の寺院です。

・山号は「九条山」と呼ばれる淨教寺の創建は鎌倉時代の寛元2年(1244年) に遡り、かの有名な親鸞聖人の直接の弟子である「行延法師」と呼ばれるお坊さんによりお寺が建立されたとされています。なお、その当初の淨教寺は、現在地ではなく、当時の河内国(現在の大阪府)内に建てられたと言われています。その後戦国時代の16世紀には大和国(現在の奈良県)にお寺は移転し、複数の場所を行き来する中で、江戸時代初期である慶長8年(1603年)の3月に、徳川家康から直々に現在の敷地を与えられたことが現在までの由来となっています。

・本尊としては阿弥陀如来を祀っているほか、境内には本堂以外にも鐘楼など複数の建築が建っています。なお、古い本堂は1936年(昭和11年)に火災で焼失してしまい、現在の本堂はその後再建されたものであり歴史は古くありませんが、三条通りに面する「山門」は江戸時代末期の建築であり、国の登録有形文化財に指定されています。

・その他には、本堂の脇に生えている「ソテツ」の木が有名であり、このソテツは江戸時代に本堂が建設された際から存在すると言われています。その歴史を裏付けるかのようにソテツの木は大変巨大なもので、根元からはなんと「25本」の幹が生えており、奈良のお寺ではなかなかお目にかかれない一種の「南国風情」のようなものも感じることが可能です。

・淨教寺自体は歴史愛好家などにはよく知られており、小さな観光スポットとして機能してはいますが、市内で観光客が最も多く通行する「三条通り」に面している割にはひっそりとしています。小道にそれることもなく、通りから直接境内に入る大変便利な場所にありますので、三条通りを通行される際はぜひ一度立ち寄っておきたいスポットとなっています。

淨教寺の風景

淨教寺本堂とソテツを望む

山門を潜り抜けるとすぐの位置に、実に堂々とした佇まいの本堂が建っています。また、本堂の脇には名物の「ソテツ」が顔を覗かせています。境内地はみどりも多く、まちの中心である三条通り界隈のオアシス的スポットとも言える環境を生み出しています。

アクセス

近鉄奈良駅から南西に徒歩6分(近鉄奈良駅西側から「やすらぎの道」を南に進み、途中「奈良市観光センター」のある交差点から「三条通り」に入るとすぐの位置にあります。)

JR奈良駅から東に徒歩7分(東口から「三条通」沿いを真っすぐと進み、途中「ホテルフジタ」を通り過ぎるとすぐの位置にお寺があります。)

近隣スポット:周辺一帯は「三条通り」界隈、開化天皇陵から東にすぐ、率川神社から北西に徒歩2分、漢国神社から南に徒歩4分、念佛寺から南に徒歩6分

周辺地図

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