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【平城宮跡】眺めのよいもう一つの大極殿「第二次大極殿跡」ってどんなところ?歴史やみどころをしっかり解説!

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第二次大極殿跡

ごあんない

平城京の中心部にふさわしい広々とした空間

第二次大極殿跡は、平城宮跡の「象徴」とも言える壮大な復元建築の「第一次大極殿」の東側に位置するもうひとつの「大極殿」の大規模な遺跡です。

遺跡は石の基壇のみが復元され、建物は一切ない状況となっていますが、周辺の遺跡や復元基壇も合わせると平城宮跡の中では最も目に見える「巨大な遺跡」のあるエリアとなっており、奈良時代の雰囲気を強く感じさせる空間ともなっています。

奈良時代の前半と後半では違う「大極殿」

「第一次」と「第二次」の違いとしては、「第一次大極殿」は奈良時代前期に建てられ、奈良時代の中頃に「恭仁京」「紫香楽宮」などを一時的に転々とした際に移築されたりしてしまった(それ以降平城京での再建はなされなかった)存在とされている一方、「第二次大極殿」は、天平17年(745年)頃、再び平城京に帰ってきてから第一次大極殿で執り行っていたような儀式的機能と天皇の日常的な政務の両方を行う場所として新たに利用されるようになった存在として知られています。すなわち、現在復元されている「大極殿」の方が歴史的には古い存在と言えるわけです。

復元された「大極殿」とは全く異なる風情を

現在に第二次大極殿跡は「基壇」と呼ばれる建物の枠組みのみ復元されているため、広々とした「遺跡」らしい風情を感じられるスポットとして、平城宮跡散策を楽しむ人たちの憩いの場ともなっています。

基壇の上にのぼると、生駒山や金剛・葛城の山並みのみならず、若草山や春日山・東大寺方面への広々とした眺めが広がり、平城宮跡内のちょっとした「眺望スポット」とも言える環境になっています。また秋は平城宮跡一面に生えるススキを、雪の日は一面に広がる雪景色を最もよいロケーションから眺めて頂くことが可能です。

屋根もなく広々とした環境の性質上、夏はとても暑く、冬は凍える寒さになることは否定できませんが、平城宮跡散策の際には必ず近くを通るといってもよい位置にありますので、特に春や秋などのすがすがしいシーズンには、是非基壇に上がってお弁当でも広げて、ゆるやかなのんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。復元された「大極殿」とは異なる手つかずの風情を体感して頂けます。

第二次大極殿跡のみどころ・風景

第二次大極殿跡石碑と復元大極殿

第二次大極殿の基壇の近くからは、基壇と復原された「第一次大極殿」の両方を望むことが可能です。

第二次大極殿基壇

第二次大極殿跡の復元された基壇は、朱雀門や第一次大極殿といった「復元建築」以外の構造物としては平城宮跡内で最も目立つ存在のひとつとなっています。

第二次大極殿跡から若草山方面を望む

第二次大極殿跡の基壇の上に立つと、若草山・春日山・高円山・東大寺大仏殿といった奈良市内の主要なエリアを一望する風景をご覧いただけます。

第二次大極殿から雪景色の若草山方面を望む

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

JR、近鉄奈良駅から「西大寺駅」行き乗車、「平城宮跡」下車、南西に徒歩4分

・近鉄大和西大寺駅から「JR奈良駅西口」行き乗車、「平城宮跡」下車、南西に徒歩4分

ぐるっとバス(土日祝日・観光シーズンのみ運行)

・JR奈良駅、近鉄奈良駅から「ぐるっとバス平城宮跡ルート」乗車、「大極殿」下車、南東に徒歩6分

近鉄大和西大寺駅から東に徒歩18分

近隣スポット

平城宮跡遺構展示館から南西に徒歩4分、第一次大極殿から南東に徒歩5分、造酒司井戸から南西に徒歩5分、東院庭園から北西に徒歩9分、朱雀門から北東に徒歩10分、平城宮跡資料館から東に徒歩11分

第二次大極殿跡周辺地図

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