穴場観光スポット

【ならまち】独特の風景を味わえる「厳島神社・北風呂町の倉庫」ってどんなところ?【現代アート】

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厳島神社・北風呂町の倉庫

ごあんない

ならまちエリアの一角に佇む知られざる神社

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、奈良町エリアの西側、率川神社などからもそう遠くない奈良市中心部の町並みの一角に佇む小さな神社です。

その存在は観光客にはほとんど認知されていませんが、市杵島姫命を祀る小さな神社は、その白い鳥居が印象的な姿をしているほか、マンションや倉庫に囲まれた境内地は、奈良町エリアの「裏庭」のような生活感ある風情を醸し出しています。

不思議な雰囲気の「倉庫」が隣接する

また、神社の西には境内地にぴったりと隣接する形で、古い倉庫が建っています。

倉庫は当然私有地であり立ち入ることなどは一切できませんが、その建物はかつて大正から昭和にかけて「染物工場」の倉庫として利用されていたものであり、ツタが生い茂るその姿はどこかノスタルジックな雰囲気を漂わせています。

なお、この倉庫はその「風情」に着目し、2016年には奈良市が中心となって実施したイベント「東アジア文化都市2016奈良市」では、「ならまちアートプロジェクト」の一会場として現代アートの展示に使用されたことでも知られています。倉庫をよく見ると、染物を干すために隙間風が入るように工夫された建築となっており、アート作品もその特性を利用する形で行われました。

神社、倉庫のある場所は「ぐるっとバス」が走る通りからわずかに北に入った位置にあり、やや見えにくくなっているほか、地図などにもほとんど掲載されていませんが、奈良町らしさをただ体感する空間としてはぜひ訪れてみたい「穴場」スポットとも言える存在となっています。

厳島神社・北風呂町の倉庫の風景

少し不思議な風景となっている「厳島神社」周辺(ならまち)

「ならまち大通り」と呼ばれる道路から少し北に入った位置にある厳島神社。東側の神社とぴったりと隣り合うように、奈良町エリアでも異色の風景を生み出す「倉庫跡」が建っています。

神社は異色の「白い鳥居」を持つものであり、「元興寺小塔院跡」にある小さなお堂などを彷彿とさせるような簡素な建物が社殿として用いられています。

厳島神社(ならまち)の燈籠

倉庫の影となるため夕方早くには薄暗くなる神社の境内地。何の変哲もない神社の燈籠も、「裏庭」のような不思議な風情の中では唯一無二の存在に感じられます。

現代アートイベントでも使用された「染物工場」の倉庫跡(奈良町)

神社から倉庫を見上げると、なぜかヤシの木(フェニックス)のような木も生えており、倉庫と神社の織りなす雰囲気を一層盛り上げる存在となっています。

アクセス

各駅からのアクセス

近鉄奈良駅から南に徒歩10分

JR奈良駅から東に徒歩13分

※神社付近へアクセスするための観光案内板等は一切ありません。「やすらぎの道」と「ならまち大通り」の交差する交差点からわずかに東、本格的な坂道が始まる直前の位置から北に細く伸びる道の突き当りに神社は位置します。目印としては、ならまち通り越しに向かい合う形で「セレパーク北風呂町」というコインパーキングがあります。

近隣スポット

周辺は奈良町エリア、正覚寺から北西に徒歩2分、鎮宅霊符神社から北西に徒歩5分、餅飯殿商店街・下御門商店街(岡西精肉店前)から南西に徒歩5分、春日大社大宿所から南西に徒歩6分、率川神社から南に徒歩6分、元興寺(極楽坊)から北西に徒歩8分

厳島神社周辺地図

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