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【奈良・佐紀路】美しい自然に包まれた「成務天皇陵」ってどんなところ?風景を写真でご紹介!

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成務天皇陵(佐紀石塚山古墳)

ごあんない

成務天皇陵(佐紀石塚山古墳)は、近鉄平城駅や大和西大寺駅から徒歩圏のエリアに位置し、「佐紀盾列古墳群」の一部を成す大規模な古墳です。全長は218メートルと、佐紀盾列古墳群の中では特別大きなものではありませんが、全国26番目の規模を誇ります。

・その築造4世紀後半と言われ、宮内庁によって成務天皇陵(狭城盾列池後陵「さきのたたなみのいけじりのみささぎ」)として定められています。成務天皇陵は歴史記録に乏しい天皇であり実在性にも疑問が残されていますが、国・郡などの地方行政機構の整備を図った天皇であるとされています。なお、かつては北にある「神功皇后陵」とその存在が取り違えられていたと言われ、現在の神功皇后陵が成務天皇陵であるとされていた時期もあったようです。

・ちなみに、成務天皇陵の東隣には日葉酢媛命陵(佐紀陵山古墳)が、また南隣には孝謙天皇陵(高野陵・佐紀高塚古墳)が隣接する形となっており、その周りの瓢箪山古墳や神功皇后陵などをあわせると古墳の「密集度」は全国的にも珍しい規模となっています。

・このように古墳が密集しているため、周囲は森や周濠に囲まれる風景が続いており、遊歩道も整備されていることもあり、奈良市内でもとりわけ歴史・自然散策にはもってこいのエリアとなっています。古墳はその性質上どうしても殺風景になりがちな存在ですが、成務天皇陵周辺に限ってみると、周濠が生み出す水辺や一面に広がるは大変美しいもので、佐紀盾列古墳群の中心的エリアにふさわしい存在感を放っています。

成務天皇陵(佐紀石塚山古墳)の風景

成務天皇陵(佐紀石塚山古墳)を正面から望む

孝謙天皇陵などのあるエリアからは少し高い位置にある成務天皇陵。成務天皇陵を西端とするような形で、東側には驚くほど多数の古墳が密集しており、奈良市内の中でもひときわ神秘的な雰囲気に包まれたエリアとなっています。

水辺の風景が広がる成務天皇陵周辺

天皇陵周辺は、一般的な「古墳」のイメージとは少し異なり、なんだか「公園」「日本庭園」のような風景が広がっており、古墳特有の「硬い」な感じがあまりしないことが特徴となっています。

アクセス

近鉄大和西大寺駅から北東に徒歩11分

近鉄平城駅から南に徒歩7分

※最寄りは近鉄平城駅ですが、入り組んだ町並みの中を移動して天皇陵へアクセスするルートはやや迷いやすくなっていますので、近鉄大和西大寺駅から孝謙天皇陵付近を経由してアクセスするルートもおすすめです。

近隣スポット:日葉酢媛命陵から西に徒歩3分、孝謙天皇陵(佐紀高塚古墳)から北に徒歩4分、山上八幡神社から北西に徒歩5分、山陵八幡神社から南に徒歩7分、瓢箪山古墳から西に徒歩9分、神功皇后陵から南に徒歩10分、秋篠寺から東に徒歩15分

成務天皇陵(佐紀石塚山古墳)周辺地図

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