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【奈良・田原】神社のように見える古墳「光仁天皇陵」ってどんなところ?歴史やみどころを徹底解説!

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光仁天皇陵(田原の里)

ごあんない

光仁天皇陵(田原東陵)は、奈良市街地から東に10キロほど離れた大和高原に広がる、田園風景の美しさで知られる「田原」エリアの東部に位置する陵墓です。

・埋葬されているとされる光仁天皇は、天智天皇の孫であり、また万葉歌人として有名な施基親王(志貴皇子)の息子としても知られ、60歳を超えてから即位したという当時としては珍しい経歴も有しています。また在位期間を通して平城京にいた天皇としては、「奈良時代最後の天皇」ともなっています(次代桓武天皇は早々に長岡京に遷都しました)。

・なお、光仁天皇は崩御後当初に埋葬された場所は当地ではなく、781年に「廣岡山陵」と呼ばれる御陵に埋葬された後、5年後の786年に当地に改葬されたとされています。この「廣岡山陵」については、奈良市の北端部の「広岡」集落、または奈良市街地北部の「法蓮」エリアのいずれかに存在したとされていますが、詳細は定かではありません。

・水をたたえた大規模な周濠などを持たず、水田の真ん中にその円墳をどっしりと構える古墳の姿は、周辺の里山の風景や美しい田園風景を背景にすると、神社の境内地に広がる「鎮守の森」にしか見えないような独特の風情を醸し出しており、その性質上比較的殺風景になってしまいやすい「古墳・陵墓」の風景の中では異彩を放つものとなっています。

・天皇陵、また田原エリア全体も含め、バスによるアクセスは本数が少ないため決して便利なものとは言えませんが、天皇陵は「田原」エリア全体の散策ルートに組み込みやすい位置にあり、ハイキング客や歴史散策を行う人々の姿も時折見られるなど、一定の「観光スポット」として認知された存在となっています。

光仁天皇陵の風景

田んぼの真ん中に突如現れる「光仁天皇陵」

のどかな田園風景の中を歩いていると、突如現れる参道。長い参道は田んぼを突っ切るように伸びており、天皇陵はさながら水田の中に浮かぶ小さな島のような雰囲気を漂わせています。

光仁天皇陵を正面から望む

南向きの天皇陵は奈良市内の天皇陵の中でもとりわけ整然とした印象を受けるものであり、なんだか神社の境内にいるような気分にもさせてくれます。

光仁天皇陵参道から眺める田園風景

天皇陵への参道からは「田原の里」らしい田園風景が一面に広がっており、田植えの時期、稲刈りの時期などには一層美しい風景に包まれます。

アクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「北野」「下水間」行き乗車、「日笠」下車、北西に徒歩8分

近隣スポット:天神社から東に徒歩5分、太安万侶の墓から東に徒歩10分、今井堂天満神社から北に徒歩10分、春日宮天皇陵から北東に徒歩45分、峠茶屋から南東に徒歩60分

光仁天皇陵周辺地図

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