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【東大寺】イチョウや桜が美しい「東大寺西大門跡」ってどんなところ?【二条大路】

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東大寺西大門跡

ごあんない

東大寺西大門跡は、奈良公園内「みとりい池園地」の北側すぐに位置する遺跡です。

・現在は「東大寺西大門跡」の石碑が設けられている以外には、わずかに礎石を残すのみとなっていますが、天正11年(1583年)に暴風で倒壊するまでは、現存する「東大寺南大門」を上回る規模を持つ巨大な門(東大寺西大門)があったとされています。また、巨大な門に据えつけられていた東大寺の正式名称を示す「金光明四天王護国之寺」と記された扁額は現存し、東大寺ミュージアム等で展示されています。

・西大門跡から西に奈良市街地を伸びる道は「旧二条大路」であり、かつては平城宮の朱雀門から直線で結ばれており、西大門が東大寺の「正門」のような役割を果たしていたともされています。

・現在は春先の奈良八重桜、また新緑や紅葉が美しいことで知られ、特に紅葉の時期にイチョウが地面に降り積もり「絨毯」のように輝く姿は大仏池周辺と並び隠れた名所とも言えるもので、実に美しい風景となっています。また、周辺は古風な建築や土塀が目立ち、北東側には大仏殿も望むことが出来るなど、歴史ある雰囲気も存分に体感して頂けます。

・なお、西大門跡は隣接する歩道(バス通り沿い)とは高低差があり、一見立ち入りできないように見えますが、南側の「みとりい池」周辺の小道から回り込むように入ることが可能であり、ベンチ等も設けられているなど、知られざる憩いの場ともなっています。周辺(京街道沿い)の人通りは多いですが、西大門跡を訪ねる観光客の数は少ないですので、ぜひ「隠れた名所」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

東大寺西大門跡周辺の風景

東大寺西大門跡(旧境内)地を示す石碑

礎石の上に乗せられたと思われる「西大門跡」を示す石碑。現在の風景からはかつての巨大な門がある姿は想像できず、現在は東大寺に直接つながる道が伸びている訳でもありませんが、中世までは確かにこの位置に東大寺の「正門」がありました。

礎石が現在も残されている東大寺西大門跡

礎石が残る敷地は、小さな公園のようにベンチも置かれた空間となっており、東側に垣間見える大仏殿の風景などを楽しみながら穏やかな時間を過ごすことも出来ます。

東大寺西大門跡周辺に咲き誇る「奈良八重桜」

東大寺西大門跡付近には、奈良市章にもその模様が使われている「奈良八重桜」も咲き誇っています。ソメイヨシノと比べると鮮やかな色合いを見せる花びらは、かつての壮大な歴史を背負った空間にふさわしい雰囲気を生み出しています。

みとりい池園地・東大寺西大門跡周辺に立ち並ぶ古い家並み

西大門跡周辺には、奈良公園・東大寺界隈という観光地ながらも古い土塀や茅葺き屋根の面影が残る古い日本家屋が残されており、古き良き「ありのままの奈良」を感じて頂ける風景も広がっています。

アクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「青山住宅」「州見台八丁目」行き乗車、「押上町」下車、東にすぐ

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」乗車、「県庁東」下車、北に徒歩3分

近鉄奈良駅から北東に徒歩12分

JR奈良駅から北東に徒歩25分

※立ち入る際は、国道沿い(京街道)沿いから少し高くなった敷地となっているため、南側にある池「みとりい池」の北端部付近から回り込むようにアクセスして頂くことになります。

近隣スポット:周辺は奈良公園一帯、南側はみとりい池園地、吉城園・依水園から北西に徒歩3分、奈良県庁から北東に徒歩6分、東大寺戒壇堂から南西に徒歩7分、興福寺五重塔から北東に徒歩9分、東大寺大仏殿から南西に徒歩10分

東大寺西大門跡周辺地図

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