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【ならまち】初えびすで大変有名な「南市恵比須神社」ってどんなところ?【商売の神様】

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南市恵比須神社(奈良市・ならまちエリア)

ごあんない

飲食店などでにぎわいを見せる町並みに包まれた神社

南市恵比須神社(みなみいちえびすじんじゃ)は、現在の「奈良町」エリアの一部にあたり、かつて奈良の主要な「市場」として賑わった歴史を持つ「南市町」に位置する小さな「まちの神社」です。周辺は奈良の花街「元林院町」とも隣接するような位置にあり、現在でも飲食店などが立ち並ぶ賑やかなエリアとなっています。

神社は鎌倉時代に開かれたとされ、現在も地名として残る「北市」や「高天市」等と並び「南都の三市」とされたにぎやかな市場であった「南市」を守護する神社として地域の厚い信仰を集めてきた歴史を持ち、複数存在する「春日大社」の場外末社の一つにもなっています。祭神事代主命(コトシロヌシノミコト)すなわちエビス様を祭神とする形となっており、神社は現在も商売繁盛の神として広く知られています(ならまちエリアのえびす様は、この他に率川神社境内の「阿波社」も有名です)。

いつもは境内に立ち入れませんが、「初戎」の際には大にぎわいです!

神社自体は、建物が密集する町並みの一角にこじんまりとした境内を持つ大変小さなものとなっており、神社は近隣では「采女神社」などと同様に祭事等が執り行われない通常の時期は門扉が固く閉ざされてしまっています。そのため気軽に内部に入り、参拝することはことは出来ない状況になっており、鳥居の真下に賽銭箱が据え付けられるのみとなっていますが、元林院町周辺一帯の歴史的な町並み・飲食店街の一角に周囲とは明らかに異なる風景を生み出す「堂々とした鳥居」を持つ形で鎮座しています。

小さな神社がいつもとはうってかわり、行列が出来て警備員が配置されるほどの大賑わいを見せるのは年頭の初戎の時期であり、一般の初戎としてはやや早い毎年「1月4日」に宵えびす、「1月5日」には本戎が行われます。当日は周囲の路地まで参拝客でごった返すほか、境内では吉兆笹が売られ、周囲では縁起物を販売する露店が開かれるなど「商売のまち」として発展した「奈良町」・「南市」にふさわしい賑わいを見せています。

祭事

例祭 1月5日(初戎) 朝7時~(宵えびすは1月4日17時~)

本殿にお参りして頂き、隣にある授与所において吉兆笹、更に向かいの授与所で縁起物を頂くことができます。吉兆笹は毎年数千本用意されているため、基本的に貰えずに帰ることになるようなことはありません。

・秋祭 10月20日

・月次祭 毎月5日

南市恵比須神社の風景

南市恵比須神社の鳥居

住宅や飲食店が所狭しと立ち並ぶ町並みの中で、ひときわ目立つ朱色の鳥居が美しい南市恵比須神社。鳥居はそれぞれほぼ隣接する形で、北側と西側に2つ設けられています。

南市恵比須神社本殿

鳥居の隙間からは立派な本殿の姿を垣間見ることが出来ますが、鳥居を越えて本殿の近くから参拝することは祭事等の時期を除いて不可能となっています。

南市恵比須神社の案内板(由緒)

由緒が記された案内板によると、「子供の好きな神様」であったという伝承もあるそうです。

アクセス

各駅からのアクセス

近鉄奈良駅から南東に徒歩10分

JR奈良駅から東に徒歩15分

近隣スポット

周辺は奈良町エリア(元林院町周辺)、三条通り界隈から南にすぐ、餅飯殿商店街から東にすぐ、猿沢池から南西に徒歩2分、率川地蔵尊から南西に徒歩2分、春日大社大宿所から北東に徒歩2分、興福寺(南円堂)から南に徒歩3分、元興寺(極楽坊)から北西に徒歩5分

南市恵比須神社周辺地図

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