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【富雄】広大な鎮守の森が美しい「添御県坐神社」ってどんなところ?【えびす様】

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添御県坐神社の鳥居

ごあんない

郊外住宅地で知られる「富雄」エリアにある重厚感ある神社です

添御縣坐神社(そうのみあがたにいますじんじゃ)は、バラで有名な「霊山寺」などからもそう遠くない奈良市郊外の「富雄」エリアに位置する神社です。

富雄川沿いからも近いその境内は、うっそうとした森の中に立派な社殿が設けられており、重要文化財である本殿は南北朝時代末期(室町時代)の永徳三年(1383年)に建立されたものとなっています。本殿の屋根は桧皮葺で、上から覆いで丁寧に保全がなされており、現在も当時のままにその立派な姿を目にすることが出来ます。

由緒ある地名「添」を冠する神社は平安時代以前から存在する歴史ある神社

神社の歴史については、その創建時期は不明ですが、平安時代の「延喜式神名帳」においては大社として記されているため、それ以前の時代に創建されたと考えられています。なお、「添御縣坐神社」という名の由来過去の地名である「添郡(現在も「添上高校」などの表記に残る)」の「御県(皇室に資材を納めていた朝廷の管理地)」に鎮座する神社であるという意味に基づくとされており、平城宮跡の北側「歌姫」エリアに位置する「添御縣坐神社」も同じ名となっています。

主祭神建速須佐之男命(たけはやすさのうのみこと)・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・武乳速命(たけちはやのみこと)であり、その他5つの末社の祭神も祀られています。なお、末社のうち愛宕天香久山神社と竜王神社は本殿から少し離れた森の奥にひっそりと位置しています。なお、毎年2月3日、節分の時期には「富雄恵比須」として大祭が執り行われ、商売繁盛を祈る周辺エリアからの参拝者でにぎわいを見せます。

郊外化が進む風景の中で残る、「オアシス」のような広い森が魅力!

周辺は西側(富雄川沿い)は住宅が点在する比較的のどかな田園風景となっていますが、北側や東側一帯は富雄駅・学園前駅周辺の大規模な郊外住宅地・団地・マンション等が一面に広がっており、現在では貴重な「鎮守の森」を持つ添御縣坐神社の境内は、郊外住宅地周辺のオアシス的な存在にもなっています。神社は駅からも近い位置ではありますが、アクセスにあたっては少し道がわかりにくいため、地図などで確認をしながら訪問されることをおすすめします。

添御県坐神社の風景

添御県坐神社の入り口・参道

富雄駅から南に細い道を10分程度進んでいくと、東側に立派な鳥居と参道を持つ添御県坐神社の入り口に辿り付きます。

添御県坐神社の社殿

参道を進み、更に石段を登ると本殿等の社殿があるエリアが見えてきます。本殿は重厚な覆屋で丁寧に保護されているため、手前まで近寄らなければ目にすることができません。

鎮守の森(添御県坐神社)

本殿の裏手には住宅街と隣接する形で広々とした鎮守の森が広がっています。周辺エリアはかつてはマツタケなどもよく採れる里山であふれていましたが、現在はほとんどが市街化され、神社の森だけがかつての面影を色濃く残しています。

アクセス

近鉄富雄駅から南に徒歩12分

奈良交通バス

・近鉄学園前駅(南口)から「学園大和町五丁目」行き乗車、終点「学園大和町五丁目」下車、南西に徒歩5分

・近鉄富雄駅から「若草台」「帝塚山南四丁目」「帝塚山西二丁目」「奈良帝塚山ヒルズ」行き乗車、「三碓」下車、東に徒歩3分

近隣スポット:周辺は富雄川沿い、霊山寺から北に徒歩20分、大倭神宮から北西に徒歩25分、黒谷公園から北東に徒歩25分、追分本陣村井家住宅(暗越奈良街道)から北に徒歩30分

添御縣坐神社周辺地図

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