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【奈良公園】「南都八景」ゆかりの水辺「みとりい池園地」ってどんなところ?みどころを写真でご紹介

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みとりい池園地の風景

ごあんない

・みとりい池園地は、奈良県庁や興福寺などにもほど近い、きたまちエリアへの入り口にあたる場所に位置する細長い水辺を伴った緑地です。

・緑地は春日大社の鳥居が見える位置にあったことから「見鳥居(みとりい池)」と呼ばれるようになったとされる小さな池を中心に広がっており、園地内には九重桜(ナラココノエザクラ)や藤なども多数生育し、4月になると花々の彩りで実に鮮やかな風景を見せ、池に浮かぶ桜の花びらは幻想的な雰囲気を漂わせます。また、緑地の東側には古い屋敷の築地塀が広がっており、咲き誇る花々や池の水面と重厚な白い築地塀の組み合わせは大変美しい風景を生み出します。

・なお、一帯に花を咲かせる「九重桜(ナラココノエザクラ)」の開花は一般のソメイヨシノが散り始める頃に本格化するため、その他八重桜や枝垂桜と合わせ、奈良公園全体では長期に渡り「桜シーズン」を楽しんで頂くことが可能になっています。

・京都と奈良を結ぶ古くからの街道沿いに位置するみとりい池園地は「南都八景」として室町時代に選ばれた風景のうち、「雲井坂の雨」と「轟橋」の二つが位置するエリアとなっており、現在も南都八景を表す石碑が設置されています。(雲井坂と呼ばれた急坂は道路改良によりなだらかな坂に変化し、轟橋と呼ばれ多くの人で行き交った街道沿いの小さな橋は、現在歩道に埋め込まれた石のみがその痕跡を示しているため、現在は「南都八景」らしさを実際に感じることは難しくなっています。)

・みとりい池園地は、東大寺戒壇院方面から「きたまち」を経由して移動する観光客の多くが通過するエリアとなっていますが、徒歩で東大寺方面へ移動する観光客の大半が通過する東西のルート(地下道経由)からはやや外れた位置にあるため、その奈良公園内屈指の「美しい風景」と比較すると観光客の姿は少なめとなっており、西側を車が行き交うとは言え、のんびりとした時間を過ごして頂けます。

みとりい池園地の風景

みとりい池に咲く花(9月)

みとりい池は年間を通して美しい風景を見せますが、9月ごろに水面に咲く花は特に美しいもので、朝日に照らされるとひときわ輝きます。

みとりい池園地の奈良九重桜

春の園地では多くの「奈良九重桜」を見ることが出来、例年4月中旬ころに最大の見ごろを迎えます。

みとりい池園地の藤棚

園地には藤棚もあり、「水辺」と「藤」の風景を同時に楽しんで頂くことも可能です。

南都八景「雲井坂」石碑

みとりい池のほとりには南都八景「雲井坂の雨」の位置であることを示す石碑があります。現在は京街道は舗装され、かつての趣は失われてしまいましたが、一般道路の方を見なければ雨の日に当時の風情を少しだけイメージすることが出来るかもしれません。

アクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「青山住宅」「州見台八丁目」行き乗車、「押上町」下車、東にすぐ

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」乗車、「県庁東」下車、北にすぐ

近鉄奈良駅から東に徒歩12分

JR奈良駅から北東に徒歩25分

近隣スポット:周辺は奈良公園一帯、興福寺から北東に徒歩5分、氷室神社・奈良国立博物館から北西に徒歩5分、東大寺大仏殿から南東に徒歩10分、東大寺戒壇堂から南東に徒歩8分

周辺地図

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