穴場観光スポット

【奈良・佐紀路】驚くほどの重厚な日本家屋のある「佐紀神社・御前池周辺の家並み」を写真でご紹介!

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佐紀神社・御前池周辺の歴史的家並み

ごあんない

・近鉄大和西大寺駅の東側、平城宮跡の北側に位置する「佐紀町」。周辺は佐紀盾列古墳群と言われる古代古墳が集まるエリアでもあり、歴史を愛する人々が散策をする姿が見られますが、その古墳群からほど近い佐紀神社・御前池(大極殿を眺める佐紀池の北隣)周辺には奈良市内でも非常に古い建築が多い地域として知られる「白毫寺」エリアなどと並ぶような大変古い家並みが広がります。現在、佐紀神社と呼ばれる神社は池を挟み二つ(西畑・亀畑)存在しており、特にその西側の「佐紀神社(西畑)」の近隣に古い家並みが広がっています。なお、佐紀神社周辺には平城天皇の皇子である「真如法親王」が創建した寺院であり、その後多いに栄えたものの、明治の廃仏毀釈の流れで廃寺となった「超昇寺」がかつて存在したほか、そのお寺の境内の近くには「超昇寺城」と呼ばれる中世の「お城」も存在したと言われています。

・佐紀神社の西側、特に「円福寺」と呼ばれる小さな寺院の正面に広がる家並みは、60年以上前に奈良の風景を写した写真にも既に現在と同様、相当な年月に耐えたであろう古風な姿を見せているため、築造時期は相当な昔になると考えられます。周辺は佐紀池などのため池が立地することからも見て取れるように、現在のように大和西大寺駅周辺の市街地の一部となるまでは立派な農村集落が点在していた地域であり、この家並みも「農村時代」の面影を色濃く残しています。

・特に広く知られたようなスポットでもなく、また観光客向けのスポットとも言えませんが、古墳群や平城宮跡周辺を巡る際に通過することが出来るルート上にあり、散策をしながら日常に潜む「古き良き奈良」の風情を感じて頂くことが可能となっています。家並みは入り組んだ小道沿いに並んでいるため現在地がわかりづらいエリアとなっていますが、およそ道に迷っても、気が付けば佐紀盾列古墳群や平城宮跡エリアに辿り付いていることがほとんどですので、それほど心配はいりません。

佐紀神社・御前池周辺の家並み

古き良き「農家」建築が見られる佐紀神社周辺

かつては「農村」として栄えた周辺エリアの歴史を物語るかのように、佐紀神社周辺には「町家」とはまた異なった重厚な「農家」らしい日本家屋が立ち並んでいます。瓦や土壁、壁板などはいずれも新調されている様子はなく、昭和はおろか、大正、明治以前の雰囲気すら感じさせています。

奈良市内でも珍しいくらい重厚な日本家屋(佐紀町)

重厚な農家の敷地内からは、お寺にある「十三重石塔」を彷彿とさせるような石塔も姿をのぞかせていますが、詳細は定かではありません。

時代が止まったような歴史的家並みが続く(西大寺駅近く・佐紀町)

周辺一帯は、農村集落らしく歴史を感じさせる色合いの「土壁」や「板塀」が長く続いている場所も多く、入り組んだ路地のようになっている周辺の道路事情もあいまって、ならまちエリアなどとはまた異なった歴史ある風景が展開されています。

アクセス

近鉄大和西大寺駅から東に徒歩10分

近隣スポット:日葉酢媛命陵から南に徒歩5分、称徳(孝謙)天皇陵から南東に徒歩8分、成務天皇陵から南東に徒歩8分、第一次大極殿から北西に徒歩8分、平城天皇陵(市庭古墳)から西に徒歩8分

周辺地図

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