【鶯塚古墳】若草山頂にある長さ100メートルを超える大規模な古墳

鶯塚古墳 観光スポット・みどころ

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観光のご案内

山の頂上にある古墳としては日本最大級

鶯塚古墳(うぐいすづかこふん)は、奈良を象徴する山である「若草山」の山頂付近にある古墳です。

古墳の規模は全長は103メートルに及び、前方部の幅は約50メートル・後円部の直径は61メートルの前方後円墳(周辺に3つの陪塚と推定される空間もあります)となっています。築造時期は古墳時代の5世紀頃とされており、清少納言が「枕草子」第17段で記している「うぐいすのみささぎ」はこの地であるとも言われ、現在の「鶯塚古墳」の名の由来にもなっています。なお、埋葬者は不明ですが、かつては仁徳天皇皇后磐之姫命の御陵とされていた時期もありました。

山頂の「三角点」は古墳の敷地内に

古墳は若草山三重目の展望スペースの北側にあり、古墳のある場所に若草山の山頂三角点(341.8 m)が設けられています。なお、立ち入りは古墳の敷地である以上は鎖で囲まれているなど一応は禁足地となっているようですが、明確な立ち入りを禁ずる看板などはないために、観光客が古墳の敷地内に立ち入る姿も多く見られます。

鶯塚古墳の風景

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

アクセス(電車・バス)

※登山口(南側ゲート)まで

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」・「中循環外回り(近鉄奈良駅からのみ)」・「山村町」・「藤原台」・「鹿野園町」行き乗車、「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停下車、東に徒歩12分

・JR、近鉄奈良駅から「春日大社本殿」行き乗車、終点「春日大社本殿」バス停下車、北に徒歩5分

ぐるっとバス(土日祝日・観光シーズンのみ運行)

・大仏殿前駐車場バス停(駅からは別途ぐるっとバスなどによるアクセスが必要です)から「ぐるっとバス若草山麓ルート」乗車、「若草山麓」バス停下車すぐ

若草山登山口(南側ゲート)から山頂付近までは徒歩約20~40分程度

鶯塚古墳周辺地図